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デフキャリア側もパッキンがしっかり剥がれた。あとはデフキャリアのサイドシールを打ち変えて、LSDを取り付けて、液体パッキンを塗り、キャリアカバーを閉め、サイドフランジを付ければ終了だね。以上でLSDオーバーホールは今日で終了で〜す。黒70に取り付けようと思っていたけど、これはスペアーかな?今のところ次回のサーキットはトルセンデフで走ろうと思っていま〜す。ドリフトするなら、もちろん機械式にするけどね(笑)
そうそう、LSDにはいろいろな種類があるんだけど、基本的なのは3種類を覚えておこう。今回の「機械式」とウォームギヤを組み合わせてギヤの抵抗を利用している「トルセン式」、あと特殊なシリコンオイルの抵抗を利用している「ビスカス式」だ。それぞれ機構が違うので、効き方も違うし性格も違うんだ、分解する機会があったら説明するね。といってもトルセン式とビスカス式はオーバーホールできないんだ、LSD部Assy交換だけどね。
う〜ん!キレイに剥がれた!あとはキャリア側だ。デフキャリアは鋳物(鉄)だから、気にせず剥がそう。キズが付く前に、スクレーパーの歯が壊れちゃうから、これは工具を壊さないように!
これが結構面倒なんだよね。パッキン剥がし、特にアルミ製は力を入れすぎると直ぐキズになるから慎重にいこう。

あとは、LSDケースを合体させてボルトを対角線ごとに締め付け最後に規定トルクで閉めればOKだね。組む前にはもちろんLSDケース内のピニオンなどにたっぷりオイルを塗ってからね。これでLSD本体のオーバーホールは完成で〜す。あとは面倒な作業が待っている?
リングギヤの磨耗や損傷も点検しておこうね。当然ギヤの裏側も、このリングギヤはまったく問題なしでした。今回はリングギヤに当たるドライブピニオンギヤは外していないけど、ドライブピニオンギヤを外した場合や新品にした場合やリングギヤを交換した場合は、リングギヤとドライブピニオンギヤとの歯当たりの調整が必要になるから、ここはメカニックの経験がないなら触らない方がいいよ。この調整を間違えると、異常発熱でオイルが焼けたり、ギヤ破損でデフがロックしたり、とても危険な状態になるからね。歯当たりが悪いとギヤのうなり音がするから、このうなり音はクルマをバックさせるとデフからうなり音が必ずでるから、音を覚えておこうね。バックの時にうなり音が出るのは異常ではなく、でるのが当然だから心配はいらないよ。この音が前進時にでたら要注意だからね。


これは洗浄して組みあがった状態。LSDケース側と同じだから説明は、省略です。でLSDの作動なんだけど、4つのピニオンギヤに写真の内側のサイドピニオンが接触しているんだけど、コーナーを曲がると外側のタイヤと内側のタイヤに回転差をあたえなくてはいけないよね。内側のタイヤより外側のタイヤの方が大きな円で曲がっているからね。この回転差をだすためにコーナー中、4つのディファレンシャルピニオンが回りだす。ここまでは普通のデフと同じなんだよ。ここからちょっと普通の運転の話じゃないけどアクセルONで駆動をあたえると内側のタイヤがグリップを失い空転状態になり4つのピニオンの回転もアップする。すると、そこに噛み合っているサイドピニオンが4つのピニオンから離れる方向、浮き上がると言ったほうが分かりやすいかな?そうするとサイドピニオンの後ろにあるディスクプレートを押し付けて駆動力をサイドフランジからドライブシャフト側に伝える構造になっているんだよ。だからこのLSDは左右の回転差があればあるほど効く構造なんだ。ちょっと難しかったかな?難しいよね!
ピニオンを外すとこんな感じです。洗浄して、クロスシャフトとピニオンのキズや磨耗の点検をして、全く問題なしでした。
ピニオンクロスシャフトの真ん中に入っている部品だ。なんでスプリングが入っているの?と思ったかたもいるかな?このピニオンギヤの上にはサイドピニオンが乗っかるんだけど、このサイドピニオンが実は回転と共にサイドフランジ側、コーナー走行中に駆動力アクセルONまたは逆のエンジンブレーキ状態のときは外方向にスライドするようになっているんだ。サイドピニオンが戻るときのクッションの役割とサイドピニオンの位置決めをしている重要な部品なんだよ。

ここがピニオン部、左右のタイヤに回転差をあたえるところだね。
LSDケース側が出来たところで、今度はリングギヤ側だ。
片側が完成、あとはケースを組む時にLSDオイルをたっぷり塗って組み付ければOKだね。

ディスクプレートを点検してみると?磨耗がひどい、ここまで磨耗していると、LSDの効きはアウトだ。もちろん新品交換だね。
組み付ける前には洗浄が必要だね。汚れはしっかり落とそう。
組み付けの時の注意は、プレート1枚1枚にたっぷりLSDオイルを塗っていくことだ。これをやらずに組んでしまうと、組み上がって即走行なんかしたら、あっという間にディスクプレートが磨耗してしまうからね。これはLSDオイルが入っているから大丈夫だろうと思うけど。LSDの場合デフオイルを入れてからディスクプレートに浸透するまで1日ぐらい掛かるんだ。これはLSDオイルはとても硬いからなんだよ。だから通常はLSDをオーバーホールしたあとは、オイルを入れて1日たってから走行するのがベストなんだよ。トラブル回避のためにもね。

片側だけでもこんなにプレートが入っているんだよ。LSDケースの一番奥に入っているプレートがクリアランス調整シムなんだ。
ピニオンギヤを外すとなにやら、変な形をしたディスクプレートが!これがLSDの心臓部、反対側のピニオンの下にももちろん入っているよ。
このピニオンギヤの下がLSDの最も重要なところなんだ。

まわりのボルトがリングギヤを止めているボルトで内側がLSDケースを止めているボルトです。
このボルトは強化ボルトなので、かなりのトルクで締まっています。なかなか緩まないぞ〜!
ケースを外すとディファレンシャルギヤがでてきます。

リングギヤにあたる部分のピニオンギヤ共に、全く問題なし!よくここまで磨耗しないもんだ?あの添加剤が良かったのかな?
ベアリングキャップを外し、リングギヤとLSD本体を外すとこんな感じ、サイドベアリングは全く大丈夫だ。オイル性能が上がっているんだね。
いや〜さすがに汚れがひどい、デフオイル交換は1万キロごとにやっていたんだけど、やはりサーキット走行すると相当油温が上がっていたんだね!オイル焼けで汚れがこびり付いている。
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機械式LSD、全く効かなかったので、分解・洗浄して、磨耗状態を点検、ダメな部品を交換することに。さて機械式LSDの中身はどうなっているんでしょう。特に異音とか全くなしでも距離が距離だけにかなり磨耗しているんじゃないかな。それではオーバーホールスタートです。車は管理人のMA70です。
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